左利きの世界へようこそ!
左利きのサニーです
左利きと定規
皆さん、定規も右利き用に設計されていることをご存じでしょうか?
「え?定規はただの長方形の板じゃん」
「誰が測っても一緒じゃん」
と思った方は、まだまだ「ひだリテラシー」が低いですよ(^^)!
(“ひだリテラシー”はやらないかな?笑)
本日も左利きについて勉強していきましょう!
左利きメーター
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定規の不便さ
定規は左利きにとって、地味に不便を感じる部分です。
次の不便さに、実は気が付いていない左利きも多いのではないでしょうか?
困りごと
左利きは定規で線を引くときに、計算をしています。
毎回算数をしなければいけないのです。
次の画像を見てください。
![](https://lefty-sunny.com/wp-content/uploads/2021/04/3425a248cbdeaa0475623f6e71411d9e-1024x578.png)
![](https://lefty-sunny.com/wp-content/uploads/2021/04/7d49e5c96b0b90786a7ed160a29cd6c6-921x1024.png)
何が起こっているか理解できましたでしょうか?
左手で線を引くと、0からではなく、15から線を引くことになってしまうのです。
10cmを引くときは、10cmまで引くのではなく、
15から10cmマイナスした5cmまで引くのです。
「なーんだ。それだけなら別に大した苦労じゃないじゃん。」と思ったあなた。
例えば「7.8cmの線を引いてくれ」と言われて、”ものさし”でそれを一瞬で引けますか?
「3.2cm間隔で5つ点を打ってくれ」と言われてすぐに計算できますか?
右利きなら、0、3.2、6.4、9.6、12.8
と簡単に計算できます。
左利きなら、15、11.8、8.6、5.4、2.2
なかなかスムーズにはできないと思います。
これが積もり積もって大きなストレスになります。
また、小学生や中学生の図形の問題で、
左利きの場合は不利になってしまいます。
純粋に図形を学べずに、算数に考える力を奪われてしまいます。
なぜこうなるのか?
それは、右利きの人が使いやすいように考えて設計されているからです。
もしも「左利き用」との明記がなく、逆に数字が刻まれているものがあれば、
それは設計者が使う人のことを考えず作った商品ということになります。
ちなみに
定規と”ものさし”の違いはご存じですか?
以下にまとめました。
目的と構造が異なります。
間違えないようにしましょう。
![](https://lefty-sunny.com/wp-content/uploads/2021/04/0f8c4d572969d70dd1bed4df08be86ea-1024x459.png)
子供の矯正は必要?
それは使い方を矯正すべきでしょうか?
そもそも文字を書く手に依存する
そもそもペンを左手で使えば、
ものさしはおのずと逆の手で使うことになります。
ですので、当たり前ですが、定規を持つ手を矯正することはできません。
左利き用の”定規”
では左利きの人はずっと計算をしながら定規を使用しなければいけないのでしょうか?
そんなことはありません!
現代はちゃんと左利き用に設計されたものさしがあります!
左利き用の”定規”の特徴
何と下の図のように目盛りが右から読むようになっているのです。
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こうすると
横線を書いても、縦線を書いても、
しっかりと「0」から線を引くことができます。
![](https://lefty-sunny.com/wp-content/uploads/2021/04/8c00959395b8f262a81b4c66130b5b30-1024x748.png)
おすすめの”定規”紹介
①デビカ 直定規(両利き用)
こちらは両方にメモリがあり、
しかも片側左利き用、もう片側右利き用となっており、
人を選ばない定規です。
家族で使う定規は、これを買っておけば問題なしです。
②クツワ 直定規18cm(左手用)
こちらは左書き専用の定規です。
私サニーはこれとは違うものを使っておりますが、
使って初めて、ストレスを感じていたことを思い知らされます。
一度使ったらもとに戻れません。。。
まとめ
今回は左利きと定規についてお話してきました。
実は目盛りの向きが違い、左利きは小さなストレスを与えられてきていました。
そんなストレスから1人でも多く解消されればと思っています。
”右利きの人が使いやすいように”と考えて設計するのもすごいですが、
今回紹介したデビカの定規のような、
両方の利き手の人が使えるようにと考えて設計することは、
本当に素晴らしいアイデアだと思います。
そんな商品が一つでも増えたらいいですね。
それではまた。
左利きのサニー
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