要注意!左利きは左利き用のハサミを使うべき!

文房具

左利きの世界へようこそ!
左利きのサニーです!

左利きハサミ

これは左利きを語るうえで、切っても切れない関係です。
いきなり高度なダジャレをカマしながら、解説していきます。

なんだか不思議な力の入れ方で切っている左利きを見たことありませんか?
これには理由があります。

左利きメーター

ハサミの不便さ

左利きがハサミを使うときに、うまく切れなかったり、
変な力をかけて切っている場面を見かけませんか?

これは別に不器用というわけではないのです。

困りごと

右利きのハサミだと、
 ・紙がシャープに切れない。
 ・力が入りにくい。

 ・カットする切り取り線が見えない。

といろいろな困りごとがあります。

にも関わらず、職場や家の共用ハサミは右利き用しかない。
なんて場面が多いのが現実です。。。

なぜ切りにくいのか?

ではなぜ切りにくいのか?
それは握るときの力のかけ方にあります。

ハサミは2つの刃がクロスしていますが、
右利き用は必ず「\」が上にきます。

”親指”と”中指薬指”で挟むことでものを切りますが、
その際に親指の力は指先側に入ります。

そのため、右利きの人はクロスしている先側の刃が、近づくような動きになります。
ですが、左利きの場合は、刃が離れる動きになってしまいます。

よって、左手で右利き用のハサミを使うと、
刃が離れて紙が切りにくい状態になってしまうのです。

熟練者は親指を引くように無理に力を入れて切りやすくしていたりもします。

なぜカットする切り取り線が見えないのか

先ほどお伝えした通り右利き用と左利き用で刃のクロスの向きが違います。

それの影響で右手用のハサミを使うと、刃によって切り取り線が隠されてしまうのです。

これによって、線がずれたり、まっすぐ切れなかったり、
無理に線を見ようとして、まっすぐ切れなかったり、いろいろと問題が出てきます。

なぜこのような設計をしているのか

ではなぜ、このようなクロスの向きが統一された設計をしているのでしょうか?

それは先ほど述べた通り、
右利きの人にとって力を入れたときに、刃がしっかりと締まるようにするためです。

これを最初に気が付いた人はシンプルですが、大発見ですよね!

子供の矯正は必要?

結論私は矯正しない方が良いと思っています。
今から理由を説明いたします。

ハサミは刃物

ハサミは刃物です。
少し間違うと、ケガをする恐れがあります。

ハサミには力が必要

またハサミでのカットは、特に小さなお子さんには力がいる作業です。
ハサミとひとくくりに行っても、
紙を切ることもあれば、段ボールを切ること、裁ちばさみで布を切ることなど、
様々なケースがあり、大きな力がいる場面もあるでしょう。

無理な矯正は危険

刃物を力を入れて扱う作業に対してはやはり利き手を使うべきです。
ケガなく矯正できれば良いかもしれませんが、
そもそも矯正するメリットが多くありません。

世の中には左利き用のハサミはありますし、右利き用のハサミでは切れないわけではありません。
また現代では「ベルヌ―イカーブ刃」など、そもそも切れ味が良いハサミが多くあります。

それよりも小さい時に、利き手でない方でハサミを扱い、
ケガをしてしまうことの方が怖いと思っています。

ですので、ハサミに関しては矯正不要と考えます。

左利き用の”ハサミ”

世の中には左利き用のハサミがあります。
これを使えば右利きの人は左利きの人の不便さが理解できるはず。。。笑

左利き用の”ハサミ”の特徴

特徴はハサミの構造の説明であった刃の重ねる向き。
ハサミは2つの刃がクロスしていますが、
左利き用は必ず「/」が上にきます。

こうすることで、
”親指”と”中指薬指”で挟むことでものを切りますが、
その際に親指の力は指先側に入り、クロスしている先の刃が近づくような動きになります。

よって、力を入れたときに刃が近づくので、隙間が生まれずキレいに切れるということです。

おすすめの”ハサミ”紹介

左利き用のハサミを紹介いたします。

①PLUS SC-175SL
私が使っているのはこちらです。

持ちやすくて、がっしりと安定感もあり、
力なく切ることができます。

②PLUS SC-145ML

お子さんにはこちらがおすすめです。
特に子供のころは無理な力がかからないように、
しっかりと左用のハサミをお使いになるのが良いと思います。

まとめ

今回は左利きとハサミの関係について紹介していきました。

右利きの世界ですが、
文房具や日用品は左利き用品もたくさん存在します。

特にストレスがかかる力作業に関しては、
無理に矯正しないことが安全かと思います。

それではまた。
左利きのサニー

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