実は危険?!左利きが左利き用の包丁を使うべき理由

包丁 日用品
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左利きの世界へようこそ!
左利きのサニーです!

左利きと「包丁」

今回は左利きと包丁の関係に関して解説していきます。

包丁やハサミ、カッターには、刃の向きがあります。
特に、出刃包丁や、パン切りナイフは刃の向きが大切で、
左利きの人が誤って右利き用の包丁を使うと危険です。
今回は大切な内容ですので是非最後までご覧ください。

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左利きメーター

包丁の構造

左利きと包丁の関係を知るためには、まず包丁の構造を理解するところから始まります。

包丁の種類と構造

通常の食卓で使う包丁は基本的には、両刃です。
こちらは基本的に左右の違いはなく、両利き用です。
ですが、以下の表のように包丁の種類によっては、片刃のものも多く存在します。

特に和包丁は片刃のものが多いです。
両刃と片刃の一般的な特徴は以下です。

こういった特徴があるのですが、左利きの場合はこの特徴が仇となってしまいます。

左利きの困りごと

一般的な家庭で一番よく使う三徳包丁だと気にしないでよいのですが、
出刃包丁やパン切ナイフでは、困りごとが発生します。
昔から家で使っていたものや、特に気にせず買った包丁は、
まずそれが何包丁なのかを確認するところから始めましょう!

包丁が食材から逃げる

包丁で切っていると、食材が包丁から逃げていきます。
例えばキュウリを切るときはこんな感じです。

(※右手の場合も、刃がこの図でいう左に流れやすいのですが、
大きな塊があるので、左手で扱ったときほど斜めには進みません。)

ですので薄くしようとすると、すぐに刃が逃げて千切れてしまいます。
また切った食材が刃に残りやすくなります。

皮むきができない

皮むきをすると刃の方向が定まらず、皮むきに苦戦します。

パン切り包丁でパンがつぶれる

パンを切るときはパン切ナイフを使用しますが、
左手で右利き用を使うと、持っているパンがつぶれていきます。

矯正は必要か?

結論から言うと、一般人は矯正は不要だと考えています。

料理人は左利きでも右手に矯正されることはあります。
その理由は、慣習が大きいところです。

師匠が右だったから、他の人が右だったからなどが多いと思います。

また、数人で働く場所の場合は、皆が同じ向きで働くことは、合理的ともいえます。
食材を彩り提供することを考えても、断面の向きが異なることをよしとしないことも多いでしょう。

ですが、一般人はそんなことはありません。
むしろ危険作業ですので、やりやすい手を使う方が安全です。

また現代は、ほとんどの家庭で三徳包丁のような、両刃包丁を使う家庭が多いでしょうから、
そもそも将来を考えても右手に直すメリットがありません。

ですので、お子さんには無理に矯正する必要はないと思います。

左利き用の包丁

とは言え、小さなお子さんには左利きの包丁が向いていると思います。

左利き用の包丁を進める理由

というのも、子供用の包丁は両刃ですが、左右対称ではないことが多いのです。

理由は、力がなくても刃が入るようにするためです。
またもう一つはサニーの推測ですが、安全のためだと思っています。

片刃の方が力がなくても食材に刃が入り込んでいきますので、力がいりません。

安全については、片刃の場合、ストレート側に刃が進んでいき、”しのぎ”がある側には
刃は進みにくくなります。
ですので、右利きは左に刃が進みやすく、左利きは右に刃が進みやすいので、
食材に刃が食い込み、刃が食材から抜けることを防ぐことができるのです。

おすすめの包丁① 正広:子供包丁

左利き包丁で最初に出てくるのはこちらです。
両刃ですが、力がなくても切りやすいように、やや片刃の要素も混ぜております。
ですので、しっかりと利き手用を使用するようにしましょう。

また年齢別に商品展開している点もお勧めのポイントです。

幼児用:りす

低学年用:うさぎ

高学年用:くま

清水刃物:パン切り包丁

こちらは左利きの道具店さんも紹介していたパン切包丁
パンがちゃんとまっすぐ切れます。

最近は生食パンなど食パンブームですが、
そもそも普通の包丁とパン切りナイフでは食べた触感が異なります。
普通の包丁では繊維をつぶしてしまうので、断面が悪い意味できれいになってしまいます。
パン切包丁では、繊維をちぎっていくので、パンの柔らかい触感を残してくれます。

まとめ

今回は左利きと包丁について解説していきました。

左利きは食材が逃げたり、パンがつぶれたり失敗が多くなってしまいます。

また構造上左手で右手用に包丁を使うのはとても危険です。

お子さんには是非、両刃の包丁もしくは、左利き用の包丁を使ってもらいましょう。

おまけ話ですが、

私自身、子供の頃包丁を使っていた際に、どうもうまく切れませんでした。
それを見ていた母親が疑問に思い調べたところ、包丁が原因と判明しました。

すぐに左利き用の子供包丁を購入してくれて、その後は難なく一緒に料理を楽しむことができるようになりました。
母親は、私が左利きとしてのびのび生きれるように、自然にフォローしてくれていました。
そんな母親にはとても感謝しています。

それではまた。
左利きのサニー

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