左利きが使いにくい「クリアファイル」の話

クリアファイル 文房具
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左利きの世界へようこそ!
左利きのサニーです!

クリアファイルには書類を取りやすくするためにくぼみがあります。
あれは右利きが使いやすいように設計されています。
また下の方にあるくぼみも右利き用に設計されています。

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左利きメーター

くぼみの意味

上の丸いくぼみの意味

以下の丸いくぼみは書類を取り出しやすくするためについています。

多くのA4サイズの書類は縦向きに使用されます。
そうなると、上の画像の向きで書類を入れます。

ですので右利きの場合、右側が開く方でそちらに切込みがある方が使いやすいのです。

下の三角形のくぼみの意味

以下の三角のくぼみは、クリアファイルの底辺にある溶着部分を
壊れにくくするためにあります。

もしも切込みがないと以下のように、溶着部に負荷が集中してしまいます。

こちらも右利き基準で、縦向きで右開きを想定して切込みが入れられています。

左利きが使うと?

ではこれを左利きが使うとどうなるのでしょうか?

切込みがどちらも意味をなさない。

左利きが付きやすいように左開きにした場合、
どちらの切込みも意味をなさなくなります。

①丸い切込み
裏側に来てしまい、書類をスムーズに掴むことができません。

②三角の切込み
裏側に来てしまい、ページを開くと結局溶着部に負荷が集中するようになります。

意識的に右開きをすることが大切

では左利きはどうすべきでしょうか?

クリアファイルに関しては、使いにくいですが、
クリアファイルの形に従って、右開きに従って使用することをお勧めします。

理由は3点です。

①書類を他人と共有する場合があること
②不便具合は大きくないこと
③それ用に加工する手間がもったいないこと

他人と書類を共有することもあると思います。
その際にはやはり右利きの人と共有する場面も多いので、
左利きが右利きに寄り添う必要が出てきます。(思いやりの心を持ちましょう。。。)

また逆向きに使うとストレスは感じますが、意識して使えばすぐに慣れてきます。
以下で説明するように毎回加工するのもいいですが、
手間を考えると、慣れてしまった方が良いと思います。

自分でクリアファイルにカットを入れてもOK

とは言え、やはり「使いにくいのは嫌だ」という方は、
ご自分でカットを入れても良いと思います。
たとえば以下のように、2か所に切込みを入れると問題は解決します。

左利き対応クリアファイル

左利きの道具店:オリジナルクリアファイル・左利き用(右兼用)

こちらは上の取り出しようの切込みが両側についている商品です。
ですので、右利きでも左利きでも使いやすいように設計されています。

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左利きの道具店:https://hidari-kiki.shop/items/5f9b8e5ddf51592d24fc6353

まとめ

今回は左利きとクリアファイルについて解説していきました。

クリアファイルの切り込みの丸い方は、利き手があることはご存じな方もおられたと思いますが、
下の三角の切り込みも利き手が関係していたのですね。

今後、このようなユニバーサルデザインの商品が増えることも大切ですが、
そもそも、ユニバーサルな環境を作ることも大切だと思います。

スタンダードでユニバーサルデザインになるようにするには、
右利きが使いやすい中で、左利きも使いやすい必要があります。
何かアイデアがないかと考えております。

それではまた。
左利きのサニー

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