左利きの世界へようこそ!
左利きのサニーです!
左利きには、いろいろな呼び方があります。
レフティ、ぎっちょ、グーフィー、サウスポー
これらの違いと、語源について解説していきます。
かっこいい呼び方を見つけてみましょう!
ただし差別用語などもあるので、本記事でしっかりと勉強していきましょう!
日本で使われる表現
ぎっちょ
ぎっちょというのは、現在では左利きの差別用語として認識されています。
使用するのは主に年配の方が多いようです。また東北地方では方言として使われているそうで、差別や軽蔑の意味はないとのことです。
由来に関しては諸説あります。
①「左器用(ひだりきよう)」という言葉がなまって、「ぎっちょ」となったという説
② 平安時代には流行していた、「毬杖」(ぎっちょう)という毬(まり)と杖(つえ)を使って行うホッケーのような遊びで、
左利きの人が有利であったために「左ぎっちょ」となったという説
「ぎっちょ」というのは音がかわいらしいのですが、
一般的には差別用語とされているので、できるだけ避けた方がよさそうです。
レフティ(lefty)
レフティーは英語で左を意味する「left(レフト)」の派生語で形容詞と名詞のどちらでも使うことができます。
ゴルフやギターの場面でよく使われます。
サウスポー(southpaw)
サウスポーは主に野球で使用される言葉で、
サウスポーを直訳すると英語でサウス(south)は南、ポー(paw)は動物の前足を意味するため、「南側の前足」という意味になります。
由来に関しては以下の2説があります。
①アメリカの野球場は、夕方の日差しが観戦の妨げにならないように、バッターからピッチャーを向く方向が東北東になるよう設計されるのが一般的で、
このとき、投手の左手が南側に来ることから、左投手がサウスポーと呼ばれるようになったという説。
②アメリカ南部出身のピッチャーに左腕投手が多かったため南部の手で、south-paw(サウスポー)と呼ばれ始めたという説
サウスポーは、ピンクレディーの曲でも有名ですね!
グーフィー(goofy)
グーフィーは主にボードスポーツ(スケボ/スノボ/サーフィンなど)で使われる言葉で、
左足を前にして、ボードに乗るのを「レギュラー」というのに対し、右足を前にして乗るのを「グーフィー」と言います。
英語で「Goofy」と書き、「まぬけな、とんまな、風変わりな、へんてこな」という意味があります。
レギュラーに対して一風変わったところから、こう呼ばれ出したのでしょう。
英語での意味はうれしくないですね(涙)
ですが、ボードをしていてグーフィーって響きはなんかかっこいいですよね!
外国語
海外では「左利き」をどのように表現するのでしょうか?
以下辞書からまとめたものです。
発音は私が聞き取ったものなので、
海外の方とお話しされる際は、ご自身で正確なものをお調べください笑
言語 | 綴り | 読み方 |
英語 | left-handed | レフトハンディッド |
中国語 | 左撇子 | ゾーピェーズー |
ヒンディー語 | बाएं हाथ से काम करने वाला | バイン ハース セ カーム クリン バラ |
スペイン語 | zurdo | ゾールド |
フランス語 | gaucher | グーシー |
アラビア語 | يساري | ヤサリウン |
ロシア語 | левша | レブシャ |
ポルトガル語 | canhoto | カンヨート |
イタリア語 | mancino | マンチーノ |
ベンガル語 | বাঁ হাতী | バンハーティー |
ドイツ語 | linkshändig | リンクスヘンデージ |
まとめ
左利きというだけでもたくさんの呼び方がありました。
ややこしい左利きですが、いろいろな呼び方があるのは左利きの特権です☀!
気に入った呼び方があれば、使ってみてください!
ただし、差別用語とされる言葉も多いので、相手の気分を悪くしないように、
言葉選びは慎重に!
それではまた。
左利きのサニー
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