実は間違えてるかも?!「左」と「右」の漢字の書き順

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左利きの世界へようこそ!
左利きのサニーです☀

皆さんは漢字で「右」と「左」を書けますでしょうか?
嫌”正しく”書けますでしょうか?
小学校では習っているはずなのに、実際に正しく書けるのは20%程度だそうです。
この記事で左右の由来や正しい書き順の覚え方を学んで行きましょう!

左右の書き順

まず初めに一度「右」「左」を紙に書いてみましょう。
合っている自信はありますか☀?

それでは左右の書き順を確認していきましょう!

右の書き順

縦の払いが先でそのあと横棒です。
また横棒が長いのが特徴です。

左の書き順

横が先でそのあとに縦の払いです。
右に比べて横棒が短いのが特徴です。

このように左と右では1画目の向きが違います。
また横線の長さが違うことも大きな違いです。

書き順の覚え方

さてこのややこしい左右の書き順ですが、
覚え方を紹介いたします。

覚え方は3通りあります。
是非自分に合った覚え方を見つけてみましょう。

①書きたい字の方向から1画目の筆方向が始まる

言葉で説明すると以下です。

「左」は初めに左から右へ棒を書きます。
「右」は初めに右から左へ払います。

一回覚えたら忘れませんね☀

②音で覚える

右はノ一口(のいちぐち)

左は一ノエ(いちのえ)

という風に音で覚えてしまうのも一つです。

慣れたら一番使いやすいですね!

③3画目と同じ方向の線を1画目に来る

「左」は「エ」が横棒
「右」は「口」が縦棒で始まります。

ですので、それと同じ方向の線から書き始めると覚えるのです。

思い出すのに時間がかかるので実用性はないですが、
テストやクイズなどでは「ジグザグだった」と覚えておけばよいので、覚えてしまいましょう。

漢字の由来

ここまで左と右の書き順の違いについて説明してきましたが、
ではなぜ書き順が異なるのでしょか?

それは漢字の由来にあります。

由来

漢字の由来は体の形と道具から来ました。

右は「手を表す部分」と「祝詞(神への祈りの文)を入れる器を表す部分」に分かれています。

左は「手を表す部分」と「神に仕える人が持つまじないの道具(呪具)の部分」に分かれています。

このように体の形とその手で使う道具で、左と右を表すようになったのです。

なぜ書き順が異なるのか?

ではなぜ形が同じなのに書き順が異なるのでしょうか?

それはこれらの漢字が象形文字からきているからです。

右の象形文字は以下のような手と器からできています。
手は青が手のひらでオレンジが腕を表しています。

左の象形文字は以下のような手と道具からできています。
手は右と同様、青が手のひらでオレンジが腕を表しています。

象形文字ではまず手の平から書き、その後腕を書くことになっていたため、
その名残で書き順は右は払いから、左は横線から書くことになったということです。

また線の長さも腕が長いので右は横が長く、左は縦が長い構造になっています。

まとめ

今回は左と右の漢字に関して解説いたしました。

書き順を正しく覚えることはできたでしょうか?

ポイントは象形文字を由来としていて、
右も左も手のひらを書いてから腕を書くので、このような書き順になるのでした。

覚え方は3通り紹介しましたが、自分に合ったものを使ってみましょう☀

それではまた。
左利きのサニー

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