左利きの世界へようこそ!
左利きのサニーです!
左利きの人は、人口の11%程度とされていますが、国によってはその割合に大きな差があることが知られています。
今回は、アメリカでの左利きの割合について、その理由や背景に迫ってみたいと思います。
アメリカでの左利きの割合
左利きの有名人
アメリカの大統領では、直近9人のうち5人が左利きです。
・ジェラルド・フォード(第38代大統領)
・ロナルド・レーガン(第40代大統領)
・ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ(第41代大統領)
・ビル・クリントン(第42代大統領)
・バラク・フセイン・オバマ・ジュニア(第44代大統領)
左利きの割合
ではアメリカでは左利きが多いのでしょうか?
アメリカでの左利きの割合は、約1.8%と言われています。
アメリカの人口は3.3億人(2021年)程度なので60万人程度ということです。
鳥取県の人口と同じくらいですので、有名人の数や規模を考えるととても少ないように思えます。
アメリカで左利きが少ない理由
ではなぜアメリカでは左利きが少ないのでしょうか?
両利きが多い
これはもともと左利きが少なかったり、矯正されたことが理由ではなく、
両利きが多いことが左利きが少ない理由です。
アメリカではなんと両利きの割合が28%もいるとのことです。
両利きが多い理由
ではなぜアメリカでは両利きが多いのでしょうか?
アメリカでは左利きを矯正することは、子供の脳の成長に悪く、心理的ストレスなどであらゆる障害を起こす可能性があると考えれてきたからです。
なので動作によって利き手を分ける「クロスドミナンス」という考え方で両利きになっている人が多いと言われています。
さすがサラダボウルともいわれる自由の国ですね!
アメリカの利き手に対する取り組み
教育現場での支援
アメリカでは、教育現場や職場などで、左利きの人への支援策が徐々に整備されてきています。
例えば、学校では左利き用の文具や机が用意されることが多くなってきており、
職場でも左利き用のツールや機器が導入されている場合があります。
例えばテーブル付きの椅子で左利き用を用意することや、左利き用のスポーツ用品を準備することなどがあるとのことです。
日本ではなかなか見たことがないですよね。
私も小学生の倶楽部活動では右利き用のグローブを借りてソフトボールをしていました。。。涙
まとめ
アメリカでの左利きの割合は、約2%程度ととても少ないですが、それは両利きが多いことが理由でした。
自由の国アメリカならではでしたね。
人間本来の自然体の状態だと、左利きの割合はこれくらいなのかもしれません。
そう考えると日本や各国の11%は、環境要因でまだまだ環境や矯正の影響があるように思えますね。
教育現場なども、アメリカを参考に左利きにも優しい配慮が広がるといいなと思いました。
それではまた。
左利きのサニー
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