左利きはなぜ少ないのか?その理由とは?

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左利きの世界へようこそ!
左利きのサニーです!

左利きは少なくマイノリティです。
しかしなぜ左利きは少ないのでしょうか?
右左というだけであれば、50%でもいい気がします。

今回はそんな左利きが少ない理由について考えられていることを紹介いたします。

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左利きの割合

左利きの割合は10%程度

日本では左利きが10%程度しかいません。
学校のクラスでも左利きは3,4人だったという人が多いのではないでしょうか?

自由の国アメリカなどでは左利きが2%で両利きが30%と言われていますが、やはり右利きが大半です。

古代から右利きが多い?

古代の壁画や石像を見ても右利きの方が圧倒的に多かったようです。つまり左利きが多いのは近代の文明が作り出したものではなく、古代からの傾向のようです。

また石器時代でも左利きの名残があることが分かっています。

左利きが少ない理由の仮説

ではなぜ左利きが少ないのでしょうか?
その理由は現代でも判明しておりませんが、いろいろな仮説が考えられております。

①戦争仮説

過去から人は群れをつくり、土地や権力争いで争いをしてきました。

その中で、左利きの人は武器を左手で持ち戦うため、心臓が寄っている左利きは死にやすく、自然選択されたという仮説です。
これは進化論の考えからも成り立つ考えだと思います。

ですが、実際に心臓はほぼ中央に位置しており、戦の中では盾も持ちます。
さらに争いが少なかった石器時代から右利きが多かったことから、この戦争仮説は有力ではないとされています。

②慣習説

後天的な環境の問題で右利きが増えるというものです。
確かに人間社会は右利き有利にできています。

ですが、これも石器時代から右利きが多いことや、のちに述べる遺伝子による傾向などを考えると、
そもそもの左利きが少ない説明にはならないと思います。

③遺伝説

親の利き手と、子供の利き手についての統計データを取ると、

両親左利き:26.1%
片親が左利き:19.5%
両親右利き:9.5%

という結果となったとのことです。
これは有意差がありそうです。

ただ、そういった遺伝子を正確に見つけたわけではないので、まだ根拠に欠けるというのが現状です。

④胎児期の体の向き説

赤ちゃんがおなかの中で成長する際に、頭が下を向くのが正常です。
この時に、背中が母体の左手側に来るのを「第一胎向」背中が右手側に来るのを「第二胎向」と言い第一胎向が全体の7割りを占めています。

第一胎向が多いのは、母体の肝臓が腹腔の右上方に下大静脈が正中線よりも右側にあるため、児背が右側にあるよりも左側にあるほうがおさまりがよいためです。

第一胎向では右手が母体のおなか側を向きます。
そのため、刺激が多いおなか側に来ている右手が発達しやすいという仮説です。

ただこちらは研究が不十分でまだ明らかになっていないようです。

まとめ

左利きの決まり方は遺伝である可能性が高いという研究結果が今のところ有力とのことでした。
しかしその証明もできておらず、なぜ右利きの遺伝子が多いのかは?などもまだわかっていません。
今後の様々な研究進捗が気になるところですね。

それではまた。
左利きのサニー

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左利きのサニー

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