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左利きのサニーです!
左利きと「体温計」
普段、熱を測るときに使用する体温計。
実は右利きが使いやすいように設計されています。
また、脇での体温は左右で違うということご存じでしたか?
今回はそんな体温計について解説していきます。
左利きメーター
左利きの困りごと
左利きでも普通に使っている体温計ですが、実は問題点がありました。
体温を測った後、値を見ると。。。
文字盤が逆になってしまいました。
これは、右利きは左脇に体温計をハサミ、左利きは右わきに挟むからです。
右利きが左脇から外したときに、確認しやすいようにこのように設計されているのです。
これは昔の水銀計でも同様です。
文字盤が左利きでも読みやすい体温計
文字盤が横向きではなく、縦向きのものであれば、どちらの手でも読みやすくなります。
こうするだけで小さなストレスから解放されます。
脇の左右で温度差がある?
さて左利きと体温計との関連性を見てきましたが、
実は体温を測る脇が右か左かで体温が変わるということはご存じですか?
体温には左右差がある
実はほとんどの人は、左脇の方が少しだけ高く計測されるのです。
左右差の理由は心臓の位置
その理由は心臓から送り出される血液が通る血管の位置です。
血液は左心室から大動脈を通り全身へ送り出されます。
その大動脈は体の左側に存在します。
ですので、体温は左側の方が高くなるのです。
つまり、普段右わきで測定をする左利きの人は体温が少し低く計測していることになってしまうのです。
どうするべきか?
左利きは体温が低く出てしまう。
これでは、病気に気が付くことができない!
と心配になった方もいるでしょう。
ですが、以下のことをしっかりと理解すれば、問題ありません。
どちらの脇で測っても問題なし
体温は0.5℃前後左が高くなります。
しかし、左右の脇でどちらで測らないといけないという決まりはありません。
気を付けるべきは毎回同じ場所で計測するということ
ですが、気をつけなければいけないことがあります。
それは、常に同じ方の脇で測定すること。
そもそも体温というのは個人差があります。
また、普段左で測るか右で測るかでも変わります。
ですので、体温が何度だったら平熱というのは個人によって変わります。
体温を測る理由は、「何度なのか?」を知るためではなく、
「普段と何度違うのか?」を知るためです。
ですので、基準を変えないために、毎回同じ脇で測るようにしましょう。
これはお子さんの体温の測るときも同様です!
いつもどちらの脇で測るのか、覚えておきましょう。
まとめ
今回は、左利きと体温計について、解説していきました。
体温計は水銀のころから右利き用に作られていました。
また、血液循環の関係で、左利きの方が体温が低く計測されることも解説いたしました。
今後の生活に役立てていただければと思います。
それではまた。
左利きのサニー
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